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木の家は捨てるところがない

支援者の支援、疲れがたまっているみなさんの疲れをとってほしいと、ウェルビーさんが貸してくださっているテントサウナ。


その燃料を、倒壊家屋や解体家屋の廃材から、とれないか?

考えていました。


先日、金沢から手伝いに来てくれた北川さん、須田くんと、家にあった廃材を燃料用にカットして釘抜きしてチャレンジ。

しかし、前日が雨だったので材が濡れていてうまく点火できないということがわかり、


愛知からボランティアに来てくれているりえちゃんと、Futoメンバー玲子さんと、倒壊した家屋の片付けをしながら材を譲っていただき、再チャレンジしてみました。






いい具合に材も乾いていて、焚き付け用に細かく刻んだものも用意。


ばっちり点火できました!

テントサウナのサイズもちょうどよく、すぐ温まるので無駄がない。





釘や泥を丁寧に取り除き、綺麗にして細かく刻んで・・・それなりに手間はかかります。

さらに、建材の多くは針葉樹なので、焚き付けは良いけど、時間はもたないので、適宜くべる必要があります。


でも、その過程、全部が楽しい。


地面に転がっていた「瓦礫」は「木」に戻り、「みんなの疲れを癒す原料」にへと変わっていく。

サウナの中で、「火どう?そろそろくべようか」とやったりする。


きっと、すべてを含めて、富来のサウナ流「ととのう」なんだなあ・・・。






梁や柱、床板天井板など、建材として使えるものは、古材として活用する。


崩れてしまったり劣化してしまった木材は、燃料へと昇華。


道筋は見えました。


魚はほとんど捨てるところがないように、木の家も捨てるところがない。



でも、Futoが材としてレスキューできるのは本当にごくごくわずか。

保管場所問題は相変わらず悩みの種です。


この小さな動きが、少しずつ少しずつ広がっていけばいいのにな・・・

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